アーユルヴェーダには八つの部門がある。 一つ目に、内科。人体の中の『消化力』の働きが悪くなっておこる病気の治療に関する部門と説明されることもある。だが、『消化力』という意味だけではなく、消化させ変化させる『代謝』のことをも意味しているのである。 二つ目は小児科。ここには、現代の産科も含まれる。生命をつくるのも重大な役割であり、男女が前もって浄化治療などの治療をうけ丈夫なこどもをつくるというような事が書かれている。 三つ目に、精神科。精神病に関するが、ここでは悪霊の話も出てくる。精神病に有効な植物の処方についても書かれているが、悪霊を追い払う儀式についても説明されている。この治療法に疑問をもつ人もいるが、宗教的な儀式を行う時、患者が安心感を持ち病気がなおる場合には、積極的に行うべきだと考えている。アーユルヴェーダは迷信を伝えていくような学問ではない。 四つ目に、鎖骨より上部の専門家。鎖骨より上部を解剖学的に境界にする専門分野である。耳鼻科・眼科・歯科などがそうである。 五つ目に、外科。現在、アーユルヴェーダの治療のほとんどが内科であり、外科医は少なくなっている。ただ、昔はこの分野は活発であって現代に使われている麻酔法が無かったことや、社会的・宗教的にも抵抗があったことにより、発達しなかったのである。最近では、研究が進んでいるが、まだまだ疑似学科領域に限られている。 六つ目に、毒物科。植物性、動物性、人口毒物に関しての説明がある。 七つ目に、強壮法科。この科は老化を遅らせ、老人病を避けることを目的としている。つまり、寿命を長くさせ老化を防ぐ分野である。年をとっても、元気に健康を楽しむことが出来るように三千年以上前からの知識に基づいた説明がある。先進国の人々がアーユルヴェーダに興味を持つ理由の一つとなっている。 八つ目に、強精法科。インド医学の特徴的なものの一つである。性行為を楽しみ副作用がおこらないように果たすことを目的としている。新しい方法で分類した場合、その分け方は、前の分類法を無効としない。これがアーユルヴェーダの考え方である。
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