バランスのとれた食事をとると、人は健康になるという考えがあります。ビタミン剤を飲めば健康状態がよくなると考える人も少なくありませんが、アーユルベーダの概念でいうと、体に良いものをとるのはもちろん大事ですが、それと共にそのものが正しく消化されることも十分に配慮しなければなりません。消化力が減退していることを無視して不規則に摂取すると、生命を保つ同じ食べ物が命を落とす毒にかわってしまうとアーユルベーダではいわれています。そのため、私たちはバランスのとれた栄養食をとると同時に、摂取したものが自分の体に受け入れられているかを考えることは最も大切なことです。バランス栄養食の中にどれくらい蛋白質や脂肪が含まれているかを検討するだけでなくて、どんな食物が消化力を促進させたり吸収力をよくするものがあるかを調べてみなければなりません。食物を単なる栄養の角度からみるだけではなくて、生理活性機能の角度からみることをアーユルベーダでは強調されます。これは、食事に関してアーユルベーダから学べる独特な知識といってもよいです。生理活性機能に影響する働きは、植物の性質だけに限らないで食事のとり方にも関係しています。急いで食べたり、雑誌やテレビを見ながら食べることに集中しないで食事をとったりすることはよくありません。
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