体質―アーユルべーダが示す体質の特徴

体質によって、人間は飲食による好き嫌いをあらわします。
環境(暑さ・寒さ・降雨)に対しても同じような反応を示します。
精神の作用が体質に応じてあらわれるわけです。
ヴァータ体質の人は、やせた体で動作が速く、生理学的な働きにもよく変化するタイプです。
精神的にも活動的で不満を持ち安定しにくい傾向を示します。
感情の面では興奮しやすい人間です。
ピッタ体質の人は、熱さをよく出すような人間で、強い食欲、柔らかい便、汗かき気味、おこりっぽく、知識の面では鋭い人間といえます。
カパ体質人は、カパの働きである結合する特徴をいかす人ですので、体格ではふとりぎみで、動作がゆっくりで、運動よりも休みが好きなタイプで、ものごとを感情の面でもゆっくり受け取るような人間といわれています。
このような体質の理論は、病気の治療にも応用されて大きな効果をあげています。
アーユルベーダの概念によれば同じ熱病でも患者の体質が違うと治療法が異なってきます。
薬や薬と併用するものが違ってきます。
例えば、ヴァータ体質の人の頭痛を治療するとき薬をスープと一緒に飲ませますが、カパ体質の人に対しては同じ薬でも蜂蜜を併用します。
そのため、アーユルベーダの医師の診断によって体質を決めて、自分の体質の長所や短所を理解したうえで生活を行うと幸福な有益な人生が過ごせるのです。

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