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精神衛生・正善行為・瞑想 アールユベーダを体験する上で「瞑想」といったことは切っても切れない関係のようです。>

冥想―科学的な冥想の考え方=ストレス④

人間の場合は、生き物の命や生きている存在だけでなく、その人のイメージが損なわれると思った時にもストレス反応が起ります。
何か危ないと思った時に、ストレスを感じるのです。
その危険というのは、本当に起らなくても、受ける側がそれを危険と受け取ったらそれで十分なのです。
例えば、目の前のおもちゃの蛇が動き、本当の蛇がきたと驚くとストレス反応になります。
蛇が本物かどうかは関係ないのです。
どのように受け取るか、それが全てなのです。
冥想すると受け取る時の反応が変わります。
ストレスの原因はなくならなくても、それに反応しない心をもつことが出来ます。
また、麻薬も冥想によってやめることが出来ます。
どうしてかというと、心を活動領域から落ち着いた領域にいかせると、その心が良い認識をだんだんと得て、物事の判断がしっかりとしていくからです。
科学的に言うと、進歩の道をはっきりと歩み始めるわけです。
冥想することによって、動物の段階から人間の段階へ、人間の段階からさらに優れた人間の段階へ進化していくのです。
インドの例え話では、部屋が暗い時、暗さを取り出すために、壁を壊したり屋根を壊したりしなくても、光を持ってくれば、部屋の暗さが出ていくといいます。
私たちにも色々と弱点がありますが、ひとつひとつ取り出そうと努力しなくてもよいのです。
冥想のような神聖なものを内にもってくると、いらないものがだんだんと出ていくのです。
麻薬のようによくないことはわかっていても、やめたくても、やめられない。
冥想をすると自然に楽しくやめられるのです。


冥想―科学的な冥想の考え方=ストレス③

冥想する人の場合は、ストレス状態であっても冥想することによって、すぐ乳酸値が下がってくることが実験でわかりました。
この研究によって、冥想はストレスを解決するために効果があることが証明されました。
一日二回、定期的に冥想する人の場合は、ストレスにかかる可能性が少ないことが科学的に認められています。
また、冥想するとアルファ波が出る、血圧が少し下がる、脈拍が少し減るというような色々な生理学的な反応もわかってきました。
このように近代医学によっても、ストレスを解決して健康を増進するためには、冥想が欠かせないといえます。
一日二回、副交感神経が働いて、刺激した自律神経がちゃんと働くようになったら、とても健康的な生活が出来るわけです。


冥想―科学的な冥想の考え方=ストレス②

セレ博士はストレスを受けている人の外観的な症状を次のように説明しています。
主体的に感じる症状は、イライラする、怒る、憎む、落ち込む、欝、恐れる、何か有罪を感じる、自分は何か間違いをしたというか誤った感じ、というように主体的にその人が感じる症状です。
客観的に見るとわかる症状は、なかなか落ち着かない、じっとしていられない、口げんかする、批評する、嘘をつく、泣き出すなどです。
ストレスによってどのように病気がおこるかというと、ストレスがあるとき人間の場合、自律神経の中の交感神経がまず刺激されます。
これが働くと、血液の流れが増え、循環が増え、血圧が上がります。
エネルギーが必要になるので、血中のブドウ糖が高くなったりという反応が起こります。
動物の場合は、交感神経と副交感神経の間にちゃんとバランスがとられているのですが、人間の場合は、ストレスのために、交感神経が刺激されるばかりで、副交感神経が働いて刺激を鎮めることが出来ないため、いつも心臓がドキドキしたり、ブドウ糖の流れが高くなります。
こういう状態が続くと、体の中で24時間血圧を上げておこうとして、高血圧という症状になります。
いつもブドウ糖の血中濃度を上げておこうとするため糖尿病になってしまうのです。
胃潰瘍もおこります。
このようにストレスが続くと、体の健康状態があらゆる面で落ちてしまいます。
同じストレスでも、体質に応じて様々な病気があらわれてきます。
成人病や、また老化もストレスがあると急ペースで進みます。


冥想―科学的な冥想の考え方=ストレス①

私たちはストレスという言葉を広い範囲で使っていますが、セレ博士の定義によると、ストレッサーとストレスにわけて、ストレッサーが原因、ストレスがその結果としています。
セレ博士の実験によって、生き物の存在に何か危険が起ったとき、その結果として肥大した副腎と、萎縮したリンパ組織と、出血している胃潰瘍という三つのストレス反応があるということがわかりました。
さらに、血中の乳酸が増えることもわかっています。
セレ博士の定義によれば、生き物の場合は、その生物の生きていることに、あるいは存在に危険を感じた時、ストレスは起ります。
人間の場合は、ストレスは肉体的なもの、感情的なもの、知性的なものの三種類に分けて考えることが出来ます。
肉体的なストレスですが、例えば、火傷をした時体の中にストレス反応が起ります。
それは、感情や知性の面で受けるストレスではなく、体自身が肉体的に受けているストレスで、人間の場合は少ない。
次に知性的なストレスですが、頭で仕事をしすぎることです。
たくさん勉強するとか、たくさん物事を考えるとかがストレスになります。
頭をあまり使わない人はストレスはあまり出てきません。
もう一つの感情の面でのストレスは、子供も大人も皆があります。
感情というのは、愛や憎しみ、寂しさなどでストレスを感じます。
人間の健康とは微妙なもので、、ありすぎても、不足してもストレスの原因になるのです。


冥想―冥想の効果⑦

人の人生の中に幸せなことだけが起るわけではありません。
自分の子供や好きな人がなくなったり、あるいは、物が盗まれたり、事故が起こったりといった悪いことも起るかもしれません。
今この瞬間誰かの子供がなくなったり、どこかの家で物が盗まれていたりしますが、私たちは平気です。
それは、その出来事に関係がないからです。
物事が起っても私たちが平気なのは、無知の一種なのです。
しかし、冥想して落ち着いている時は、全部わかっているのですが、冥想する人は自分の子供に何か不幸なことが起ることと、世の中の誰かの子供に何か不幸が起ることの間に区別を感じません。
つまり無責任になるというのではなく、一つの出来事として受け取れるのです。
私たちの場合は、どうしても自分の子供が病気になったりすると苦しみます。
冥想がよく出来るほど、心を乱さずに事実を受け入れ、、私の子供という風に特別扱いをするのをやめることが出来ます。
どういうことかというと、この子供も私たちもいつかは死にます。
このドラマが終わるだけのことで、また新しいドラマが始まるのです。
そして、一時的に子供と親になっている、ということがだんだんわかってきます。
冥想をすると、世の中に起っていることの一番下に、永遠の真実といわれる規則を少しづつ理解できるのです。
理解できるようになると、何でも行為としてするときは、ちゃんと上手にやれるのです。
今、私たちが悩んでいるようには、悩みは起らず、心配はしないということによって、対象を受けることにしても、行為をすることにしても、また、間接的には自然が悪くなることにしても、全部避けられます。
人生が豊かになるのです。
そのためには、毎日自分が永遠の、神聖な知識の領域に少しでも入ることが大切なのです。


冥想―冥想の効果⑥

有名な冥想家の言葉に「地球の演奏とその人の人生の演奏とリズムがあうと、悪いことが一切起らない」というのがあります。
なぜかというと、悪いことが起るのは、自然の流れではないからです。
人間が19歳や20歳の若さで死ぬことは、自然の動きではありません。
自然な働きというのは、その人が100歳まで生きて、人間としてすばらしい存在になって亡くなることです。
冥想によって不自然な働きが起らない、あるいは少なくなります。
お金があってもなくても、冥想を習慣にしている人の場合は、生活のために苦労することはないと言います。
冥想家はたくさん財産を貯めたいという欲望はもちません。
今あるからこれで幸せと考えますが、財産がなくなった時は、またどこからか入ってきます。
自然にまかせたら、自然に受け取ります。
これは、財産の話だけではなく、人生のあらゆることがスムーズに流れ始めます。
人生の流れというのは、世の中、地球全体、自然が一つの演奏をしているのです。
人間の生活がこの演奏にあわないほど、苦しむことになります。
冥想すると、この地球の演奏に非常にあい、なんでもスムーズに流れるわけです。


冥想―冥想の効果⑤

冥想しなかった時、自分の考えが狭くなっているほど、物事を否定的な意味で受けとる事が多いのです。
何かあった時、それを狭い心で受け取ると限られた意味で受け取ったり、悩んだり、相手に対して嫉妬の気持ちをもったり、あるいは何にも表すことができなかったら、自分でいらいらしたりなど色々起っていきます。
冥想をして、考えが広くなるほど余計なエネルギーを無駄にすることが一つづつなくなっていきます。
というのは、その人が礼儀を忘れるとか、失敗ををするという意味ではなく、余計な心配している物事が一つづつ減っていくのです。
そして、その人の行為も非常に神聖なものとなり、その結果も直接健康に影響します。
精神力がよければ、なかなか病気にはならないというわけです。


冥想―冥想の効果④

私たちは、善い人に会うと何となくうれしくなる。
これはどうしてかというと、その人の脳から、リズミカルな電波を受けて、こちらの脳もリズミカルになるためです。
私たちの頭から出る電波は、光みたいにばらばらですが、冥想してから出る電波は、レーザーみたいにものすごく強いもので、何でも動かせる力があります。
冥想の力が増えるほどまわりの人にいい影響を与えます。
例えば、一家の主人が冥想すると、口に出して言わなくても家族も子供もだんだんとしっかりしてきます。
これは、その人の冥想がどれだけしっかり出来ているかによって変わってきます。
ですから、ヨーガや気功のように、手から不思議なパワーが出るといったことよりも、このように自然にまわりを変えていくことのほうが大切です。
その人は、まわりの人に何も言わない、言わなくてもそこが変わる。
こんなことが起こった時、本物だといえるわけです。


冥想―冥想の効果③

冥想の効果について、初めは冥想に入っている時だけ幸せを感じますが、続けていくうちに影響が長くなり、その後も何時間も残るのです。
冥想後一時間くらいで話をすると、とても穏やかな話になったりします。
しかし、時間がたつと、普通の生活に戻って、心が普通のものになり、怒ったりいらいらしたりもします。
冥想を毎日続けると一時間が二時間になります。
もっともっと続くと、今度は微妙に薄い形でその影響が目を開けているときにも起こってきます。
非常に冥想が進歩している人の場合は、しゃべっている時も、行為している時も、表面的には行為しているけれども、中でこういう非常に落ち着いた状態が維持されています。
ある冥想家の話によると、冥想がちゃんと出来ている人間が1人いれば、まわりの百人の人に良い効果があるそうです。


冥想―冥想の効果②

冥想は、満腹の時と空腹の時はいくらマントラを唱えてもご飯のことばかり頭に浮かんできてしまい、冥想に入りにくいため、食事をする少し前が適しています。
例えば、朝起きると前日食べたものが消化されていますが、起きて、洗い清めて、冥想のために座ると丁度いい時間です。
もう一つ夕食前の時間も適しています。
それと、睡眠不足の時もさけましょう。
このように、冥想には、姿勢と時間となるべく落ち着くような場所が必要です。
効果があってもなくても、とにかく一ヶ月はやれば、振り返ってみるとわかります。
冥想している間は何もわかりませんが、終わって醒めたら、20分が一瞬で終わったような気がする、というのが特徴です。
逆に妄想に入っている人の場合は、20分が2時間のように感じることがあります。
冥想に入ると時間を計る単位がないため、時間の長さがわからなくなります。


冥想―冥想の効果①

最初は、冥想している時だけ心が落ち着く経験をもちますが、訓練を続けていくと穏やかな領域に早く入れるようになり、深く長く入ることが出来るようになります。
深く長く入れるほど効果は高く、目が覚めたときによくわかります。
冥想している時は何も経験がありません。
心は、楽しい経験を一度させると繰り返しやりたがる性質があります。
タバコを吸っている人は、タバコをやめられない、競馬に行く人は、競馬をやめられないというように。
ですから、冥想の場合もいい経験があればやめることはありません。
しかし、冥想はタバコや競馬とは違い、何倍も良い結果があります。
例えば、テレビを長く見て体が疲れれば、中から「もうやめなさい」と声がしてきます。
これは長い間冥想をするとわかります。


冥想―条件反射

冥想方法の説明を聞いて冥想しようとすると、色々な考えが連想されてしまいます。
そのため、冥想を教える弟子には何も説明をしないで、これをやりなさいとおしつけるのです。
伝統的にはマントラというのは神聖な言葉で他人の前で言ってはいけません。
冥想以外のところで言ってもいけません。
体を清潔にして神聖な場所に座ってマントラを唱えなさいと。
そうすると冥想する人がマントラを大事にすることで良い効果があります。
医学的に考えても条件反射という効果があります。
例として、犬に食事を与えるときに鐘をならすという習慣を続けると、鐘と食事と関係はありませんが、何回もこれを一緒にすると、次は食事を与えなくても、鐘をならすだけでたくさん胃液が分泌されるというパブロフの実験結果があります。
これが冥想の場合にも大切になります。
あるところで、ある方法で、あるマントラを唱える、そのマントラをそこでしか唱えない、という風にすると、条件反射が起きるのです。
これを大事にすると、今度はストレスがある時でも静かに座って数回「オーム」と唱えるだけで、すぐ冥想状態に入れます。
そんなに条件の悪い状態でも、その人が落ち着いて物事を冷静に受けとる事が出来ます。
そして、その冥想が続くと今度は起きている時でも、冥想の落ち着いた穏やかな経験が出来ます。
このような経験が出来ている人の行為は、失敗がほとんどありません。


冥想―冥想の方法③

冥想の方法は、簡単に何か一つマントラを唱えることです。
とにかく緊張せずに落ち着いて座って呼吸を何回もゆっくりします。
冥想できなくても構わないという気持ちで良いのです。
半分くらいは、心が落ち着く準備に入ります。
寝る時と同じで、大脳の色々な部分から、人間が起きているようにする大脳の連絡の部分が自然に消えていきます。
そうなると人間が寝るという状態になるわけです。
冥想は、寝るとは少し違う状態ですが、深呼吸して5回、10回くらいすると、大脳からの色々な刺激が薄くなり、鈍くなっていきます。
鈍くなるというのは、人間が弱くなるのではなく、この活動の領域から、穏やかな領域に入る前の準備なのです。
この状態になってから両手をおいて、頭は後にそらさないで、まっすぐに座って目を閉じたままで、ゆっくり「オーム」を繰り返していきます。
呼吸と一緒に「オーム」を2回唱えても構いません。
人によってオームの唱え方は、息をすう時、はく時に唱えたり、はく時だけや、最後の「ム」は言わずに「オー」だけを唱えるなどそれぞれで、その人の精神自身が選ぶことになります。


冥想―人間の心

インドでは、世の中で一番早く、一番不安なものは人間の心といわれています。
物理学は光が一番早いといいます。
インド哲学は、光よりももっと早いものは、心だといいます。
心はどこまでも行きますし、また、一番不安定なものです。
この心をもし安定させると、エネルギーがものすごく集中します。
そのエネルギーによって、人間がすばらしい人間になるわけです。
人間の精神的作用がよくなっていくのです。


冥想―冥想の方法②

冥想をする初心者にとって意味をもたらさないと思われる「オーム」を、唱えていくと、一生懸命唱えていると夕食の事や今度の約束の事などが心に浮かんではきません。
そうして呼吸もゆっくりして、安定した姿勢でいると唱える音が消えてしまいます。
それは自分ではあまり認識できません。
もし、眠たくなったり何か考えが浮かんだらまた、しっかりと唱えます。
このようになる事を、心はこのマントラに乗るといいます。
マントラが乗り物です。
心がその乗り物に乗るのです。
乗ってしばらくは起きている意識の領域があり、その領域の中をうろうろしています。
ここで本当に何もすることがなかったら、今度は、下に落ちます。
下に落ちるというのは、起きている状態ですが、頭では何もしていない状態です。
底に落ちた時は、精神はどんな働きもしませんし非常に落ち着いていますが寝てはいません。
これが冥想状態です。
いわば、エンジンをアイドリングしている状態です。
大脳は働きのために準備していますが、冥想状態では働いていません。
必要であればなんでも感覚を受けますが、冥想状態ではどの感覚も影響を受けていません。
冥想が深くなるほどまわりで音をたててもあまり聞こえなくなります。
大きい音は聞こえてしまいますが。
しかし、冥想に深く入るほど大きい音も聞こえなくなります。
この説明を聞いた後で冥想をしようとすると、自分は音が聞こえているかと、そういうことばかり考えてしまい、冥想がうまくできません。
精神の場合はそれが問題なのです。


冥想―冥想の方法①

意識を清らかにするために冥想をすることは良いことです。
意識を清らかにすることによって病気になりにくくなります。
これだけではなく、もっと良い効果がたくさんあります。
冥想の方法は色々とありますが、お勧めなのが、第一にリラックスして気持ちのいい姿勢をとることです。
アーサナ(asana)という言葉の定義は、苦しみのないようにすわること。
スティラム スカム アーサナム(sthiram sukham asanam)というサンスクリット語では、安定して楽な、あるいは落ち着く姿勢をアーサナといいます。
ですから、どんな座り方でもかまいませんが、とにかく苦しみのない、安定した姿勢にします。
あぐらでも、正座でも、いすに座ってもかまいません。
次に呼吸法を何回もやって落ち着くことが大切です。
そのあとで、マントラ(mantra)を唱えます。
マントラというのは、聖なる単語という意味もありますが、科学的にいうと、どんな単語でもかまいません。
人にとってあまり精神の働きに関連しないものであるほうがいいです。
例えば、バラというマントラを唱えて冥想しようと思ったら、目を閉じて、「バラ」「バラ」「バラ」といいます。
この時に、バラの花の絵が目の前に出てきます。
すると、一昨日バラを買ったことや、恋人がバラをくれたことなどを思い出して連想が生じます。
これはあまり良いことではありません。
ですから、意味とか考えにつながらない音、単語を唱えるほうが冥想に入りやすいといえます。


冥想―アーユルヴェーダによる病気の原因②

正善行為は宗教的な考えや、やりにくい話がでてきて、現代の私たちには受け入れ難いと思います。
そこで、一番なじみやすく健康を増進して病気にかからない方法として、冥想があります。
冥想するとテレビをあまり見てはいけないという規則や、相手に対して悪いことを喋ってはいけないというような宗教的なあるいは、道徳的な教えを覚えていなくても良いのです。
心の中から自然に近いことだけが出てきます。
もちろん、相手が間違えたときは適度な厳しい言葉が出てきますが、それも大切なことです。
精神が汚れていると、ものすごく悪い思いが生じたり、あとで後悔するような行為をしてしまいますが、冥想をして心を清潔にすると、色々なしてはいけないことや、したほうが良いことを覚えていなくても、自然にまかせていれば、うまくいっていきます。
冥想する時に、神様とか、宗教的なものを信じなくても、科学的にこれをやっても効果があります。
精神が汚れることは当然のことなのですが、それを清らかにするためには、一日二回は冥想をしたほうが良いでしょう。


冥想―アーユルヴェーダによる病気の原因②

正善行為は宗教的な考えや、やりにくい話がでてきて、現代の私たちには受け入れ難いと思います。
そこで、一番なじみやすく健康を増進して病気にかからない方法として、冥想があります。
冥想するとテレビをあまり見てはいけないという規則や、相手に対して悪いことを喋ってはいけないというような宗教的なあるいは、道徳的な教えを覚えていなくても良いのです。
心の中から自然に近いことだけが出てきます。
もちろん、相手が間違えたときは適度な厳しい言葉が出てきますが、それも大切なことです。
精神が汚れていると、ものすごく悪い思いが生じたり、あとで後悔するような行為をしてしまいますが、冥想をして心を清潔にすると、色々なしてはいけないことや、したほうが良いことを覚えていなくても、自然にまかせていれば、うまくいっていきます。
冥想する時に、神様とか、宗教的なものを信じなくても、科学的にこれをやっても効果があります。
精神が汚れることは当然のことなのですが、それを清らかにするためには、一日二回は冥想をしたほうが良いでしょう。


冥想―アーユルヴェーダによる病気の原因①

病気の原因はその源をたどって行くと、最後は「行為」「対象」「季節」の3つにたどり着きます。
なかでも人間が直接その責任をもっている行為と対象の失敗が病気の原因になります。
季節は直接関係ないようですが、アーユルヴェーダの説明によれば、人間が悪い行為をすると、それがずっとまわって、季節に変化が起こるといわれています。
今、自然の破壊によって季節が変化していますが、その原因は人間の行為にあるわけで、わたしたちがやった行為が間違いだったため、それが何年もたって季節の特徴が今変わっているというわけです。
これをアーユルヴェーダでは、人間が余り不道徳な行為をすると、一時的には何もわからないのですが、ずっと時間がたつと、それがまわって人間に返ってくると言われています。
インドの有名なヨーガの指導者によれば、悪いことを考えると、その考えは地球を一周してその人の中に入ってしまうため、いつも良いことを考えなさいと。
そうすると今度は、良いことがあなたの中に入りますと。
このように、人間の行為すべてが、病気の原因になるわけで、病気にならないためには、人間がしっかりしなければいけないという事になるわけです。
そのために、アーユルヴェーダでは正善行為を求めます。