病気の原因はその源をたどって行くと、最後は「行為」「対象」「季節」の3つにたどり着きます。なかでも人間が直接その責任をもっている行為と対象の失敗が病気の原因になります。季節は直接関係ないようですが、アーユルヴェーダの説明によれば、人間が悪い行為をすると、それがずっとまわって、季節に変化が起こるといわれています。今、自然の破壊によって季節が変化していますが、その原因は人間の行為にあるわけで、わたしたちがやった行為が間違いだったため、それが何年もたって季節の特徴が今変わっているというわけです。これをアーユルヴェーダでは、人間が余り不道徳な行為をすると、一時的には何もわからないのですが、ずっと時間がたつと、それがまわって人間に返ってくると言われています。インドの有名なヨーガの指導者によれば、悪いことを考えると、その考えは地球を一周してその人の中に入ってしまうため、いつも良いことを考えなさいと。そうすると今度は、良いことがあなたの中に入りますと。このように、人間の行為すべてが、病気の原因になるわけで、病気にならないためには、人間がしっかりしなければいけないという事になるわけです。そのために、アーユルヴェーダでは正善行為を求めます。
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