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アーユルヴェーダのブームにともなって全国にアーユルヴェーダサロンも増えてきています。 インド式癒しを体験できるアーユルヴェーダサロンを紹介しています。
現代の多くの病気は、心身病的な要因があり、ストレスは病気の進行に大きな役割を演じています。インドでもアーユルヴェーダ古代よりには精神科がありました。精神病や精神衛生を取り扱う時アーユルヴェーダは食生活を重視します。食べ物が精神活動に影響を与えるというのはとてもユニークな考え方です。怒り、悲しみ、喜びといった感情表現は、その食べ物と関係があります。ある食べ物は忍耐や知識を増します。食べ物の自己管理は精神の健康増進に必要です。果物や牛乳、バター、ギーといった乳製品は容易に腐敗したり醸酵しない食べ物で、サットヴァ(sattva)を促進します。このような人は、落ち着いた精神を持っていて、上品な態度と性格が見られます。ぴりっとした辛い、塩辛い、酸っぱい、熱く、ドライで刺激的な食べ物はラジャス(rajas)を促進します。このような人は、自尊心が高く野心的で感情的な爆発がよくみられます。生気のない、ドライな、腐った、食べ残しで不潔な食べ物はタマス(tamas)を促進します。このような人は、怠惰で強欲で他人のことを思いやりません。知識を得る時期であったり、規律を守っていたり、平和な人生を送っている人にとって精神が揺れ動かされてはいけません。したがって、学ぶ者は誰でも、インドの伝統では食べ物の制限があるのです。
有害な組み合わせはヴァータ、ピッタ、カパのバランスを崩し病気になるのです。有害な組み合わせから起こる病気として、皮膚病、気管支喘息、精神病、糖尿病、動脈硬化などがあるといわれています。ドーシャのバランスが崩れた時は、体内浄化法によって治療されます。訓練した強い身体をしていて旺盛な食欲のある若い人は食べ合わせによる悪い影響はあまりありません。悪い食べ合わせが少量であったり時々である場合もあまり影響は受けません。多量に毎日食べると健康を損ねる病気になります。インドでは習慣として牛乳と魚を一緒に食べませんし、牛乳と塩を用いて調理しません。これはアーユルヴェーダの影響と思われます。現代医学では、薬に相互作用があることが認められていて、ある薬は特別な食べ物や薬と一緒に使用してはいけないと警告しています。体へ有害な影響があるためです。日本で発表された論文では、すりおろした大根と人参を一緒に食べると健康に有害な化学反応が生じると発表しています。日本の言い伝えでも「梅干しとウナギ」「西瓜とテンプラ」を一緒に食べると良くないとあります。逆に健康に良いといわれている組み合わせもあります。牛乳とギー(バターを焼いたもの)の組み合わせは健康を保ちます。日本では「薬味」という考え方があります。「土用のウナギに山椒」ですが、ウナギは毛穴を塞ぎ体内に熱をためますが、山椒が毛穴を開き熱を放散する働きがあるのです。「刺身にワサビ」は、新鮮な刺身が腐敗するのをワサビの殺菌作用で防ぎます。「握りずしに生姜」は握りずしで胃が冷えるのを生姜であたためるのです。
アーユルヴェーダの考えで、同じものを食べても食べ合わせるものによってその内容が変わるということがあります。食べ物の組み合わせは、ある時には良い効果があり、他の場合にはかえって害になると古代インドの知恵にもあります。健康増進、病気の予防、病気の治療はすべて生活様式によって影響を受けます。アーユルヴェーダがいう生活様式とは食事、運動、休息の習慣のことです。この中で特に食事習慣について考えます。食べ合わせによって体に害をなすもので最も有名な例は牛乳です。牛乳は蛋白質・脂質・炭水化物と共にビタミンとミネラルを持っている完全な食べ物です。牛乳は健康な人たちと同じく老人、子供、病人にも使われます。しかし、この牛乳は魚や果物や果物のジュースと共に飲んではいけません。現在多くの人たちが牛乳と果物のジュースを飲んでいます。アーユルヴェーダではこのことは体にとても良くないことなのです。この習慣は皮膚病や消化不良、便秘などの消化器病や代謝異常を引き起こします。事実アーユルヴェーダでは牛乳と果物は両方とも健康な人には良い効果があると述べていますが、その食べ合わせは有害なのです。もし牛乳と果物を一緒に食べるとしたら30分から40分の間隔をおかなければなりません。また、インドでは現在でも多くの人が魚を食べる時は牛乳を飲みません。アーユルヴェーダでは他にも述べています。からし油で揚げた鳩の肉を蜂蜜や牛乳と一緒に食べると循環器系の病気になります。テンカン、偏頭痛、ジフテリアのような病気になりやすいのです。牛乳を大根やにんにくを食べた後に飲むと皮膚病を起こしやすくなります。家畜や水生動物の肉を蜂蜜、ゴマの種、氷砂糖、牛乳、大根、蓮の茎、発芽性の穀物と一緒に食べてはいけません。振るえ、知能低下、鼻声や目が見えなくなったり、声が出なくなったりします。
アーユルベーダは食べ物の栄養学的な作用だけでなく、生理学的な作用についても説明しています。現代医学は食べ物を栄養学的な面でのみ考えていましたが、アーユルベーダが数千年前に考えていたように食事の生理学的な作用について考え始めたのです。一般的に、甘味、酸っぱ味、塩辛味、苦味、ぴりっとした辛味、渋味の順に摂取量は減ります。渋い味の食べ物は少しでよいのですが、全くとらないことは健康に良くありません。食事にそれぞれの味をどの程度含まなければならないかということは、体質、年齢、気候などにより異なります。例えば、カパ体質で生まれた人は苦く、ぴりっとした辛い、渋い味を他の人より比較的多くとり、甘い、酸っぱい、塩辛い味はカパを増進させますので過剰にならないように控えなければなりません。控えなければ病気になりやすくなります。ピッタ体質の人は甘い、苦い、渋い味を多めにとり、酸っぱい、塩辛い、ぴりっとした辛い味が過剰にならないようにしなければなりません。さらに年齢や季節に応じて食事の構成を変える必要があります。
味には特徴があり、特定の味の食べ物を過剰に摂取すると影響があります。例えば、甘い食べ物は身体を滋養して組織の成長を助けますが、過剰摂取すると、肥満、消化不良、カパの増加をまねきます。塩はエネルギーを維持するのに必要です。塩は他の味を引き立たせますが、過剰摂取は髪が白くなったり皮膚に皺が増えたりして老化を非常に促進します。苦味は良い味ではありませんが、他の味が鋭敏にわかるように舌の味覚を良くしますが、過剰摂取すればやせて体重も減ってきます。このようにアーユルベーダでは味の特徴を示していて、『チャラカサンヒター』などにはさらに詳しい記載があります。
現代医学では食べ物の内容を蛋白質、炭水化物、脂肪、ビタミン、水分に分けます。食べ物の総摂取量はカロリーで計算されます。食事は蛋白質などのバランスがとれて、総エネルギー量が消費者の年齢と状態の必要を満たしていることが要求されます。食べ物のカロリー計算は客観的でありますが、人間というものからかけ離れた分析のようです。古代の知恵はこの客観的な方法と違っていますが、もっと人間的な分析を持っていました。アーユルベーダでは食べ物はその味によって六種類に分類されます。甘さ、酸っぱさ、塩辛さ、苦さ、ぴりっとした辛さ、渋みのことです。味とは食べている時に感じる味です。人は舌に四つの味覚(甘い、酸っぱい、塩辛い、苦い)を感じる味もうを持っていますが、四つだけの味を感じるだけではありません。ぴりっとした辛さ、渋みですが、これらは現代医学では反応によるものだと考えられています。しかしすべての人によって客観的に味として感じられるものなので、アーユルベーダではぴりっとした辛さ、渋みも6つの味に入れています。
③年齢による食事習慣:年齢により必要なエネルギー量は異なります。食事の量だけでなく食事の内容も大切です。幼年期はカパの盛んな時期です。幼年期によく見られる咳、感冒はカパ偏性の病気です。そのため子供の食事はカパをコントロールするのに役立つ内容でなければなりません。同様に、老年期はヴァータ偏性なので出来るだけそれを防ぐような内容が良いです。④健康状態による食事習慣病気の人はアーユルベーダに処方されている食事内容に変更して、出来るだけ早く完全な健康状態に戻れるようにしなければなりません。黄疸はピッタの病気です。この病気の人はアーユルベーダでは塩気の強い、辛く、酸っぱい食べ物を食べることを厳しく禁じています。もちろん、どの病気にも特別な薬がありますが食事制限は治療の一部というだけでなくより良き健康に大きな意味があるのです。
食べ物は時間的要因によっても選ばれます。私たちは食べ物を選ぶときに昼夜の変化、季節、年齢幼児期、青年期、老年期)、健康状態の4点を考慮する必要があります。この4点の具体的な例をあげます。 ①昼夜の変化による食事習慣:身体は昼から夜にかけて変化します。朝はカパ、昼はピッタ、夕方はヴァータが盛んになります。消化力は昼が強く夜になると弱くなります。そのため夜の食事は軽くしなければなりません。例えば、アーユルベーダではヨーグルトは身体組織内の伝導をブロックするので夜には食べないように薦めています。 ②季節の変化による食事習慣:寒季、暑季、雨季と三つの季節変化があります。このような環境の変化は人体に影響を及ぼします。暑季はピッタ、寒季はヴァータが盛んになります。このようなドーシャの偏性は病気をもたらします。食習慣を直すことによってバランスを回復しなければいけません。季節変化に応じた食事学は季節養生という特別な分野で勉強します。要するに、春にはカパを増加させる甘いもの、油物、高カロリーの食べ物を避けなければなりません。同様に雨季には干したもの、軽い、冷たい、渋い、辛いものを控えます。乾期には香ばしく、酸っぱく、塩気の多い食べ物はあまりとらないようにしなくてはなりません。
現代では輸送手段が驚異的に進歩したので、私たちは世界のどこの食物でも食べることが出来るようになりました。このことが私たちの健康にどのような影響を与えているのかというと、例えば、熱帯地方で育ったバナナを定期的に食べることは、寒い地方で生活している健康な人にはよくないかもしれません。症例によって理論は別になります。病人の治療時には同じ地方の薬草を選ぶときもあれば、反対の特徴のある地方の薬草を選ぶこともあります。南インドでは主として米を食べますが、北インドでは麦です。南インドと北インドの気候と土壌の特徴が、それぞれ米と麦の成長にあっているためです。南インドで生活している人にとって、米は南インドで自然に容易に成長する最高の主要産物であるといわれています。アーユルヴェーダでは、土地は食生活と健康増進のため価値のある要素なのです。
食事の選択の時に考えなければならない重要な要素の一つに土地の役割があります。土地とは食べ物の材料である植物と動物が成長をした場所のことをいいます。土地の特徴の多様性によって食事材料の性質に違いがでてきます。例えば、九州で作られた米と北海道で作られた米は基本的には同じですが、私たちの体に与える影響は少し違ってきます。その違いは、熱、湿度、水、土壌など地理学的な差によるものと思われます。アーユルヴェーダはこのような食事材料におけるわずかな差が体に与える影響を把握できるレベルまでなっていました。健康な人々には同じ地域でとれる食事材料を使用するように薦めています。同じ地域とは30キロ以内をいいます。しかし、いずれかのドーシャ過剰のため生まれたときから強弱な人は、その人のドーシャとと反対の性質の土地でとれた食事材料を使用することが薦められます。アーユルヴェーダの教えによれば、土地はその特長によって三種類に分かれます。一つは、いつも湿っていて緑色の草をたたえた水源地の多い湿地帯です。ここでは体内にカパが増加しています。二つめは乾いた土地です。たくさんの水源地がありますが、植物は乾いていて緑色ではありません。ここではヴァータが増加します。三つめは湿地帯でもなく乾燥帯でもなくその中間です。ここでは体のドーシャのバランスを保つにはいい土地です。食事材料を選ぶ一方で土地も選ばなければなりません。例えば、ヴァータ体質の人はカパ優位の湿地帯で健康な人生を送ることが出来ます。また、湿地帯でとれる食事材料を食べることによって健康増進をすすめることができます。
アーユルヴェーダによる調理によって食べ物の材料の性質を変える例を紹介します。①一定期間保存するだけで材料の作用をかえることが出来ます。新米は胃の消化に良くありませんが、一年以上たった古米は消化が良くなります。だからアーユルヴェーダでは糖尿病の患者には新米ではなく一年以上たった古米を食べることを薦めています。 ②ヨーグルトは食べ物として使用されていますが、自然のままでは体内の微小脈管をつまらせて浮腫を起こします。しかし、電気攪拌機か丸い鋸歯状の頭のついた特別な棒で攪拌すると浮腫を改善します。 ③熱のある患者には発熱してから24~36時間は絶食を指示します。ただ子供や体力のない人の場合にはほんの少しだけ食べさせます。その場合、お米を少しいってから水を加えて蒸します。これによってお米を消化しやすくして熱のある患者に食べさせます。 ④アーユルヴェーダでは食べ物を保存する容器の影響についても述べています。お米を料理したり牛乳を温める時には金属製品より土器の容器が最上です。ある薬は鉄製の容器に入れると薬の作用が強められるといわれています。 ⑤特別の媒体物を入れて保存すると物に影響を及ぼします。熟していない青い果物を米糠や灰の中に入れておくと早く熟して甘い味がつきます。このように調理は直接私たちの健康に影響を及ぼす大切なことです。栄養学と共に調理学の応用も重要視したいものです。
食べ物は食べる前に調理します。動物は調理をせず、自然の中で食べれる形で生のまま直接食べます。人間だけが生の材料を調理して食べます。これは人間が動物から進化した結果であり文明の発達ともいえます。食べ物を調理する目的は、美味しく食べやすくすると共に、好ましくない要素を取り除くためです。アーユルヴェーダではもっと詳しく調理の健康に対する影響を説明しています。料理するときに用いる調理方法には、洗う、穀物や野菜の皮をとる、水につける、ある期間色々な容器に貯蔵する、粉に轢く、かき回す、味付けする、熱を加える(煮沸、焼く、蒸す、いためる、油で揚げる)などがあります。これによって食べ物の材料の作用が変わりますので、健康への影響を注意深く考える必要があります。調理によって食べ物の材料の悪い性質を取り除いたり、消化しやすくしたりすることができます。例えば、穀物は生のまま食べれば消化が悪く胃の負担になります。これを洗って数時間水につけて蒸せば消化が良くなって健康を害することがなくなります。
アーユルヴェーダには身体に総じて良い食べ物と定期的に食べると良くない食べ物について書かれています。 ①有益な食べ物として、穀物や豆類では、米、麦、緑豆、レンズ豆。肉類では鹿、羊、鳩、イグワナ、ウズラ、豚、白鳥、雄鳥の肉。野菜や果物では、大根、黒ブドウ、ブドウ、マンゴ、ザクロ、蜂蜜、粗糖(現代の白い政精糖より健康に良い)。水牛のミルク、羊のミルク、牛乳から作ったギー、岩塩、ごま油、ヤシ油、アーモンド、胡桃、ココナッツ、生姜、にんにく、ひめ茴香の種やコリアンダ(セリ科)は毎日食べても良いものです。 ②定期的に食べてはいけないものとして、穀物では大麦やケツルアズキは健康に良くなく定期的に食べると病気になります。肉類では牛、ゾウ、水牛、雀、水鳥、鳩などです。野菜の葉は現在健康に良いので毎日とるようにいわれていますが、アーユルヴェーダでは少量とるようになっています。煮詰めた庶糖ジュース、ヤギのミルクで作られたギー、不完全なヨーグルト、雨季の河の水、べにばな油、粉トウガラシは毎日使用してはいけません。以上のことは、バランスのとれた体質で生まれた普通の健康な人のための記載です。ほとんどの人はバランスのとれた体質ではありません。ヴァータ体質の人は油の多い、重い、暖かい、滑らかな、量の多い、高カロリーで味は甘く、酸っぱく、塩っぽいものを食べればヴァータを正常に保てます。ピッタ体質の人は冷たい、重い、香の良い、滑らかな、高カロリーで味は甘く、苦い、渋みの食べ物をギーと一緒に食べると良いです。カパ体質の人は乾いた、暖かい、軽い、低カロリーの食べ物が良いです。現代栄養学にはカロリー計算と塩分制限はありますが、体質による栄養学がないのが気になるところです。
食べ物は身体の発達と維持に必要なものです。食べ物を食べる時二つのことを考えなければなりません。一つは材料についてで、もう一つは料理方法です。材料についてはその品質とか体に与える結果です。アーユルベーダでは、この点について特に詳しく述べています。食べ物は身体を滋養するだけでなく、身体の組織(ダートゥ、ドーシャ、マラ)のバランス状態を維持します。これは健康増進と長寿に有益です。一方では身体を滋養しても身体の状態のバランスを崩す食べ物もあります。これらを毎日食べてはいけません。身体のバランスを崩せば体の抵抗力が弱まり正常な活動ができなくなり、病気になり短命になります。このようなものは時々少量だけ食べるほうが良いのです。
食事の必要量についてアーユルベーダには詳しい次のような記述があります。①胃の消化力の75パーセントしか食べてはいけません。日本でも昔から腹八分目といって80パーセントしか食べてはいけないということわざがあります。 ②食べる食物の質を知らなければいけません。食べ物をアーユルベーダは与える影響で「重い」か「軽い」かにわけます。「重い」ものを食べる時には量を激しく守らなければいけません。食べ物が重ければ重いほど量は少なくなります。非常に「重い」食べ物を食べる時には胃の消化力の50パーセントしか食べてはいけません。もし食べ物が「軽い」時は少しぐらい食べ過ぎても問題はありません。食べた後、「重い」感じがする食べ物は体重を増やし消化力を落とします。「軽い」ものはその反対です。 ③胃の消化力の75パーセント以上を食べたとき(いわゆる食べ過ぎ)は次のような症状がでます。息切れ、立ったり座ったりしにくい、胸の両脇の痛み、胸が重たい、喋ったり笑ったりしにくい。 ④消化力の75パーセント以下に食べ続けることも良くありません。食後の満足感がありません。エネルギーが出ませんし寿命を短くします。
健康を維持する時に考えなければならないことが3つあります。それは、食事、運動、休息です。この3つのことについて適切な配慮があれば健康を維持するばかりだけでなく病気になるのを防ぐことも出来ます。アーユルベーダでは、私たちの体は毎日食べるものからできていますが、同時に病気も同じ食べるものが原因であると述べています。ですから食習慣に気を付ける必要があります。アーユルベーダでは、食事についてのたくさんの記述がありますので非常に役に立ちます。とても大切なことは食べる量です。ドーシャの均衡を乱さないで適当な時間に消化し代謝される食事の量が適切な量であるといわれています。例えば、夕方に食べた食物がドーシャとダートゥの均衡を乱さずに朝までに消化し代謝されるならばその人にとって標準的な量といえます。この量の定義は主観的で行うには少し問題があるように思えますが、この定義を注意深く検討すれば非常に役に立つことがわかります。実際、個人個人にとって標準的な量は書かれていません。消化力はいつもと同じとは限りませんし、消化力は運動量、季節、精神状態によって変わります。そのため実際の必要量は各人の消化力によって決まってきます。
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